お腹をほぐすことも大切

お腹と病気の関係。

ゆるみやでは患者さんの希望やその日の症状によりお腹をほぐすことがあります。あいさつのページやビワの葉のお灸の説明でも書きましたがお腹の不調が色々な病気の引き金になっているのは確かなようです。

例えば小腸内にはパイエル板というとても重要な免疫器官が無数存在しています。これはリンパの集合器官なんですが外部から入ってきた菌やウイルスを撃退したり食物に過剰反応してしまうアレルギーの調整もパイエル板の中にいるM細胞が関係していると言われています。

腸内が綺麗になるとアトピーも軽減したという話も耳にします。

また体温を保つのもお腹の働きと大きく関わっています。

からだの中心であるお腹の動きが悪くなると体が冷えてきます、するとそれ以上熱が外に逃げないように末端である手足の血管を閉めてしまい血行不良による冷え性や肩こり、足腰の痛みが起きます。他にもお腹の動きが悪ければ消化、吸収、排泄機能の衰え、血行不良、リンパの流れも悪くなり腸内環境の低下、免疫細胞の減少、腸内細菌の減少、体温低下など、やがてからだ本来の力が失われ病気になりやすい、病気が長引く体質へと変わっていってしまいます。普段はさわりもしないし気にもかけないお腹ですが時々はケアしてみてはいかがでしょう、きっと嬉しい効果を実感できると思いますよ。

特に胃停水、お腹がよく張る、胃アトニー、癒着、便秘、下痢、肝機能低下、アレルギーその他内臓の機能低下をなんとなく感じている方はより効果を高めるため鍼やお灸の併用がおすすめです。

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