2014年

6月

25日

気功教室へ行ってきました。

先日、気功教室へ行ってきました。
以前から気功を使っての治療や気のコントロールに興味がありましたがなかなか行けずにいました。
 今回はちょうどいい機会だったので、体験してきました。

面白いのは鍼灸の世界では補瀉と言って気を補ったり気の流れがよどんで溜まっているところは気を抜いたりする治療法がありますが気功にも似たものがありました。

実は色んな人の背中を施術しているとパンパンに張った

風船のように凝っていると感じる時と空気が抜けて力のない感じの凝りがあったりします。

鍼灸では虚実と表現したりしますが

今後は身体をほぐす施術そのものにも気功を使って気の補瀉を取り入れられるように勉強して行きたいと思います。

2013年

11月

27日

小児鍼って知ってますか?

小児鍼って小さな子供に鍼を刺すのかなとイメージしちゃいますよね!

大丈夫です刺したりしない鍼もあるんです。

鍼治療には擦る鍼や押し当てる鍼なんかもありとても優しい治療法があります、 小さな子供はいろんなことを日々学習していきますしかし体がまだ未発達のため神経のバランスや脳での処理が上手くいかず、グズってみたりキーキー泣いてみたり夜上手く寝れずに夜泣きを繰り返したりします。

大人でも上手くいかないことや日々のストレスで肩こりがおきるように子供は肩や首、背中の皮膚にわずかな強張りが出てきます。

そのため小児鍼専用の道具で優しく擦ってあげることで緊張や不安感、違和感を取り除き落ち着かせてあげるのです。

子供の不調は親のストレスへとかわりそのストレスはさらに子供のストレスへとなっていきます。

昔からある優しい治療法1度試してみてはいかがでしょう。

2013年

11月

04日

酉の市

11月3日は新宿花園神社の酉の市に行ってきました。とても賑やかで的あて、金魚すくい、など心なごむ屋台がズラリと並んで楽しかったです。ジャガバターやお好み焼き旨かった!一番小さいのですが熊手も買いました♪

2013年

10月

11日

役立つ植物

これは趣味で役に立ちそうな植物を乾燥保存してるものの一部です。左から葛根、どくだみ、月桂樹、南天、それなりに自分の体調に合わせて使い分けたり混ぜたりして煎じてます。身の回りにはまだまだ役立つ野草がありそうで少しづつ試して楽しんでます。この冬はミカンの皮を取り入れたいな。

2013年

9月

24日

医療の昔

体の不調を感じた時、皆さんはまず何を思い浮かべますか?まぁ色々選択肢はあると思いますがその中で必ず『病院へ行こうかな?』という言葉が思い浮かびます。現代ではこの病院のおかげで日々安心して暮らしていけるのですが大昔はどうだったのでしょう、さかのぼっていけばまだまともな病院と呼べる施設がなかった時代もあったはずで。その頃は家族や友人が倒れたとしても苦しむ姿を見守るくらいしか手はなく、どこをさすってほしいのか、どこが痛いのか、何が食べたいのか、些細なことですがその時出来ることを目一杯してあげていたのではないでしょうか、そんな見守ることしかできない小さな思いが病に対する対処法として人から人へ村から村へと伝わっていき集められ記録となりやがて医学書としてさらに研究を積み重ねて今日の医療へと受け継がれているのだと思います。今私たちがお世話になってる東洋、西洋の医学にはいったいどのくらいの人の悲しみや情熱が詰まっているのでしょう、そんな昔話に思いを馳せると歴史の詰まった技術、知識をちゃんと未来へ繋がっていけるように大切にしていきたい!そんな思いになります。

 

2013年

9月

20日

十五夜。

夕べはとても綺麗な十五夜でした♪

団子を食べなかったのが残念。

写真の月はとても小さいですが実際は少しオレンジ色の大きい月でしたよ。

2013年

9月

18日

ヨモギ植えました。

家のすみに田舎から持ってきたヨモギを植えました。ヨモギはお灸に使う艾(もぐさ)の原料です、他にも草餅にしたり、お風呂にいれたり、煎じて飲んだりと昔から薬草として使われて来ました。あっという間に大きくなるそうなので大きくなったら干して保存したり色々使ってみようと思います。

2013年

9月

12日

裏山でクズを見つけました!

裏山でクズを発見!(写真の紫色の花がそうです)クズの根っこは葛根と言われ葛根湯の材料でもあります。さっそく藪に入り葛根とはどんなものか探して見ました。素人なのでヒョロッとしたゴボウより短い位の根っこ1本だけ採れました。ナメると甘苦い、香は若干ツムラの葛根湯で嗅いだものと似てなくはない。綺麗に水洗いして刻んで干しました。基本葛根は色んな症状に有効なので出来上がったら煎じてみよ♪

2013年

9月

12日

自宅の裏は山です!

自宅の裏は狸が出るほどのうっそうとした山です。よく見れば色んな薬草を見つけられそう♪

2013年

9月

04日

残暑見舞い申し上げます。

9月に入りましたがまだ暑い日が続きますね!猛暑日とまではいかないまでも夏の疲れと重なり結構こたえます。お互いの体を気遣う『残暑見舞い』という言葉が昔からあるくらいですから、夏の終わりは体にとって疲れが出やすい時期なのでしょうね、体が重く感じ疲れがとれにくいなんて訴える人も少なくありません。寝込んでしまうなんてことがないように自分の体に耳をすまし早めのケアを心がけましょう♪

2013年

8月

28日

東洋医学と西洋医学

今回は鍼灸師から見た東洋医学と西洋医学の特徴を考えてみたいと思います。

 

西洋医学は薬や手術により病原に対する直接的な攻撃で病気を治します。
東洋医学は鍼灸、漢方薬により病人の体力、免疫力を上げ患者本人が病気 を攻撃し治します。
病気を治すにはどちらもものすごく大切なことで病気を内からと外からで治してゆく姿勢が大事だと思います。
検査の特徴は
西洋医学は視覚化つまり病気を数値や写真を使い目で病気を見る。
東洋医学は患者の感覚と触覚、臭覚、聴覚などの五感で病気を見る。
どちらも長所短所があり他覚的に見えないと病気と判断できないのは病気予防の遅れまた早期治療の遅れになります。が感覚のみの診断は経験の差によってミスや発見しきれない病気もありこれもまた両方必要な面があります。
ほかにも
手術は病巣を除去する手技。
鍼灸施術は体の崩れたバランスを整える手技。
などなど西洋医学、東洋医学はアプローチの仕方がけっこう違います、しかしどちらもちゃんと的を得ていてどちらも優れた治療方法だと思います。実際ほんの100年ちょっと前まで日本は東洋医学が主流だったわけですから今の時代に合った知識と技術を取り入れ、今日ますます細分化され研究が進んでいる西洋医学をしっかりサポート出来る東洋医学でありたいと思います。

2013年

8月

24日

あなたの痛みは2000年前の痛み!?

患者さんに問診をして痛みのある場所を指差してもらうことがありますが、ほとんどの場合指差した場所にはツボが存在して名前がついていたりします。

それはつまり今から2000年以上前の誰かさんも同じような症状で痛みを訴えて指差していたに違いありません。

大昔の先輩方はそれを記録し今に残してくれている。

そんなことを想像すると2000年前の生活が見えてくるようでとても親しみを感じます。

生活は大きく変わってきたけどコッてしまう所やその辛さはずっと変わらないんですね。

あなたのその痛みも辛さも2000年前の誰かさんと共有してるのかもしれません。

2013年

8月

20日

月がキレイだったので。

小学校のころハレーすい星ブームの年に親に泣きついて買ってもらった天体望遠鏡で月の観察を楽しんでました。
ふと思いつきスマホで撮れないかなとやってみたところ意外とうまくいきました。

2013年

8月

17日

穴(ツボ)の小話

鍼師灸師にとって穴(ツボ)は治療するところだけではないんですよ。
穴は体のいたるところにあり代表的なものだけで360ヶ所以上にも及びます。
大昔、
写真もレントゲンも無い時代において治療家同士の申し送りはなかなか難しかったのではないでしょうか 。また患者の訴える痛みの場所や実際治療した場所を記録するのに大変苦労したことと思います。「痛がるのは背中の真ん中当たりよりやや右側、治療したのはその回り、お腹とあばら骨の境辺りの違和感のあるところ、さらに左足のスネの上の方も・・・。」と書いたんでは正確な場所はわからないし文章も長々となり患者への対応も遅くなって現場は大混乱!
ところが穴が発見され実用化されると「痛がるのは右肝兪、そのため治療を筋縮、右魂門とした。期門も違和感を感じるのでここも治療点とした。左足三里も・・・。」てな具合に正確な場所を示すことができ文も短く整理出来るのです。これならミスもなく手際の良い対応ができます。つまり穴は体の指標を示す役割もしているのです。現代でも穴の知識があるもの同士なら穴を使った会話で患者の様子や治療方針などもかなり正確に具体的に伝えてることができるんですよ。

2013年

8月

13日

今年の夏は暑いですね

ホント今年は暑いですね、

雨も凄いし今日の雷は外を歩いていて傘をさすのが怖いくらいでした。

出張先からの帰り道、経堂ライフの電気が消えてましたが中にはお客さんが雨宿りしてました。

近くに雷が落ちて停電になったのでしょうか、昔の夕立や雷とはちょっと違って夏の風情とはなんだか言いづらい。